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THA BLUE HERB

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先月LiquidroomでTHA BLUE HERBのライブを見た、アルバムを聴いて感じていたことが確信になった。彼等のスタイルはもちろんヒップホップだが90年代初頭、MASSIVE ATTACKやLEFTFIELDがヒップホップをベ−スにしながらさらにその先のサウンドを目指しヒップホップを大きく進化させたように、BLUE HERBもまた既成概念をサウンド面でも突破しようとしていた、いや突破していた。ダンスミュージックが混沌としていた90年代初頭、ロックバンドがダンスビートを取り入れMADCHESTERが生まれ、シカゴハウスやデトロイトテクノがレイブサウンドのベースになりながらサウンドを進化させたように、グラウンドビートが生みだされ、ACID JAZZがJAZZの新しい聴き方をつくり出したように自由に音楽が進歩した時代が過ぎ去って10数年、今でも先へ進もうとする強い意志で音楽と向き合っている現場を目撃できたことはほんとに嬉しいことだった。
僕も今年数年ぶりに新レーベルを設立する、既存の音楽のフォーマットからもっとも自由なダンスビートであるHIP HOPを基軸にしながらその先の音楽を目指すために、Eccyというまだ22歳のトラックメイカーをプロデューサーにして10月には第一弾のリリースを予定している。レ−ベル名はSLYE RECORDS、ここからなにかが始まるだろう。

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